先日、HTML5プロフェッショナルレベル1に合格したので、合格のコツや勉強時間、使用した教材、申込み方法などをまとめてみました!
受験を考えている方の参考になれば幸いです。
ぼくのスペック
- HTML/CSSコーダー歴約1年
- プログラマー歴約3年
デザインはできませんが、レスポンシブ含めコーディングは一通りできます。
分からないことは調べれば、書けるといったレベル感です。
またブラウザゲーム制作会社で約2年(PHP、JavaScriptが主で、Rubyは軽く触った程度)あります。
現在はシステム開発(C#やJava、最近はPython)を行っています。
最近はHTML/CSSを書く機会はほぼありませんが、HTML5プロフェッショナルレベル1を受験するにあたって、事前知識はある程度は、持っているという状態でした。
合格のコツ
ぼくの学習法ですが、HTML5プロフェッショナルの勉強に限った話ではなく、資格の勉強はまず問題集を解くことから行います。
理由は3つあります。
- 問題集を解くことで自分の今のレベルを知ることができる
- 参考書を1から読み進めてもやる気が出ない
- 実際の出題形式に慣れておく
上記は資格取得を前提とした学習方法です。
時間に余裕があり、実際の業務にもすぐに活かせるレベルの知識を身に着けたい方は、参考書を1から体系的に学ぶのも有りだと思います。
ぼくの場合は、時間にあまり余裕がなく、資格取得に焦点を当てていました。
そのため、まずなにより問題集から先に解き始めました。
また、参考書を眺めるのはやる気が出ないというのも大きな理由の1つでした。
使用した教材
- HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 対策テキスト&問題集 Ver2.0対応版
- HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 スピードマスター問題集 Ver2.0対応
問題集を中心に学習し、対策テキストは問題集で間違えた箇所を辞書的に調べるのに使いました。
問題集は出題形式に慣れるために必須ですが、ネットで調べることも可能なため、購入しなくても大丈夫だと思います。
また、時間に余裕の無い方は、スキマ時間に学習できるようにKindle等の電子書籍で購入することをおすすめします。
ぼくの場合は、問題集をKindleで対策テキストを紙の書籍を使いました。(メルカリで紙の書籍が安かったため)
学習時間
僕の場合は、約1ヶ月間の学習期間を設けました。
基本的にほとんどの学習はスキマ時間に行いました。
主に、通勤で往復20分、昼に30分、その他のちょっと空いた時間の積み重ねが10分の1日60分の学習を行い、それを週5で行いました。
休日は、あまりやらなかったのですが、やっても1時間くらいにとどめました。
約1ヶ月のうち3週間を上記で行いました。
残りの1週間は上記に加えて、土日3時間学習しました。
単純計算で、少なく見積もって26時間を資格取得のために費やしました。
初学者の方は、スキマ時間プラス土日など学習時間が必要と思われます。
学習方法
はじめのひたすら3週間は問題集を解き、分からなかった部分はテキストで調べてを繰り返し、問題集を1週しました。
その後は、問題集の間違えた部分のみに絞って更にもう2週しました。
最後の1週間は模擬試験形式の問題をひたすら解き続けました。
ただ、可能であれば気になった部分は、問題集に載っていなくても関連内容を調べることをおすすめします。
理由は後述しますが、結構細かい出題やいやらしい問題が結構あるためです。
fontプロパティはfont系のショートハンドプロパティですが、指定の順序があり、指定順序を問われる問題が出題されました。
Kindleでのおすすめ学習方法
電子書籍の良いところは、
- スキマ時間にできる
- リンクを簡単にたくさん作れる(ふせん)
- かさばらない
等々があげられると思います。
そのため、時間が取れない方は電子書籍にすることを圧倒的におすすめします。
Kindleでの学習方法についてですが、
1周目の問題集を解くのと並行して、間違えた内容にひたすらリンクをつけていくという作業を行うことをおすすめします。
そうすると2周目以降に入った際に、間違えた問題を簡単に参照でき、とても効率的に学習を進めることができます。
またページ送りはボリュームボタンで行うなどするとスキマ時間にストレス無く学習できます。
実際の出題内容
まず受験した第一印象として、実務ではほとんど使わないだろっていう内容がでてきたり、いやらしい問題が多いように感じました。
実務でほとんど使わないだろというものの例については、
HTML5で廃止になった要素やルビの振り方などです。
ルビの振り方なんて使用頻度が高いものではないので、実際に使う機会が発生したら、ググればいいか程度のものだと思います。
また、いやらしい問題としては、CSSでフォント設定をする際に、@font-faceを宣言しますが、
試験問題ではソースの該当箇所が空欄になっており、キーボードで打ち込んで答えるという問題でした。
ぼくはfontとfaceの間の-(ハイフン)をつけるかつけないかで、相当悩みました笑
実際実務で使う時って、エディタの自動補完とか使っちゃうと思うので、そんなとこまで覚えてないよって感じでした。
あと目そのため、時間に余裕のある方は、実際にコードを書いて覚えることをおすすめします。
まとめ
正直、受かることのみを目標にしているなら、問題集をやった方が効率的です。
理由は上述したように、普段実務で使わない知識が結構問われるからです。
難易度も低めの資格で、試験範囲も広くないので、とりあえず気楽に勉強してみていけそうになったら受験するみたいなスタンスでいってみてはいかがでしょうか??